嫁ちゃんのぶろぐ

この歳にして葛藤の日々となりました…情け無い。

ネジ巻きする日々/ブログ再開します

6月19日。

弟(義弟)が危篤であるとの一報が入りました。

夫は即帰郷し、
リモートワークの傍ら弟と両親の様子を見守る事に。
リモートが効かない嫁は小田原に残り、
通常勤務を続けつつ夫と連絡を取りながら日々を過ごしておりました。


あれから丁度1ヶ月後。

7月19日。

頑張りに頑張り抜いた末、
弟は永眠致しました。


改善はしないまでも状態が安定しつつあった為、
転院の目処(隣の市の病院)も立った矢先の事。

過ぎてみればやはり生まれ育った故郷・尾道からは離れたく無かったのかなぁ…などと。



コロナ禍と言う事もあり家族葬でしたが、
そこは面倒見が良く兄貴肌だった弟。
沢山のお仲間達が訪問して下さり、
最早家族葬とは言えないレベルの葬儀となりました。





7月24日。
夫婦は小田原へ帰って参りました。


尾道から離れれば少し気持ちも切り替わるかな?との期待は早々に裏切られ、

実家に残して来た両親の生活風景やら、
暑かった坂道やら、
台所に積まれたご近所からのお裾分け夏野菜やら、
やたらとそんな場面ばかりが浮かんでは消えします。



見た事、体験した事、感じ入った事。

頭の中溢れんばかりに沢山ありますが、
今はまだ誰にも何も話したく無いし記したく無いと言った段階なのです。



それでも残された人間は生きていかねばなるまいと。
生きてこそだと。




粛々と作っては食べ、



食べて眠っては働きして、
無理矢理にでもネジを巻きます。


『本物の辛さ』とはこう言う物だと弟に教えられ、
全くその通りで。
その事以外は全て擦り傷だと。
ホントぐうの音も出ません。
大概の事は我慢しよう。
やり過ごそう。





本日公休日につき夫を駅までお見送りして来ました。

行く道々夫はあまり体調が芳しく無いとのお話をされておられました。
当たり前ですがメンタルが相当やられているご様子であります。


一方嫁は、ただただ『虚無』なのです。
時間が右から左へ素通りして行く様な体感。

しかしながら今回の帰省中坐骨神経症状が悪化してしまい常に痛みがあるので、
逆にその痛みのおかげで現実に引き戻して貰っております。
そう考えると痛みもなかなか悪くありません。
暫くは連日の通院です。




あまりにも虚無感が酷過ぎて、
「このままブログは辞めてしまおうかな?」とも考えておりましたが…
帰省中Sちゃん叔母さん(義父の妹)から、

「嫁ちゃんのブログをかあさん(義母)がもの凄く楽しみにしとるからね、出来たら続けて欲しいんよ。私もかあさんから毎回楽しみに見せて貰いよるんよ」

とのお言葉を頂戴致しまして。


また弟闘病中もずっと夫が、

「嫁ちゃんは変わらずそのままブログ続けていて欲しかったな…」

と。


誰かの癒しやネジ巻きの助けになったりするのならば。
そして勿論、自分自身のリハビリの為にも。
ボチボチとなりましょうが更新再開して行きたいと思います。






uribouさん(id:uribouwataru
にこのすけさん(id:nikonosukey
さっかりんさん(id:misami-33
リズムボーイさん(id:rizumboy
japan-eatさん(id:japan-eat
g13longkillさん(id:g13longkill
まりさん(id:ymaria53
acoさん(id:sayonaradorami
neilchikuwaさん(id:neilchikuwa

コメント・ブックマークコメントありがとうございました。
是非また仲良くして下さいね。